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miiThaaii Jamdani Fabric

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POSTED | 2023年7月22日

古くから織物文化が根付くインド。
これまでもルンギファブリックやカンタキルトなど、伝統的な生地や布をご紹介してきましたが、本日ご紹介する織物もその一つです。
インド ベンガル地方で17世紀頃から伝わる手紡ぎ・手織の伝統工芸「ジャムダニ織り」。
極めて細い手紡ぎの糸を織り機で織っていく過程で、別の糸で絵柄を織り込んでいく伝統技法。
そんな時間と手間を惜しまずに仕立てられた美しいジャムダニファブリックが色柄豊富に揃いましたので、ぜひご覧ください!

まずは改めて「ジャムダニ織り」について。
コットンの綿を極めて細い手紡ぎで糸にして、糸巻きに巻いたものを水で洗い、その後、染色用の窯にいれて茹で上げます。
サンプル通りの色に仕上げるために、糸の染色と脱水を繰り返し、色を確認。そして色が決まったところで天日に干します。

干した糸を今度はボビンに巻き上げ、織り機にセット、熟練した職人さんたちが繊細な糸を生地に織りあげるのですが、
ジャムダニ織りはその生地の中で柄を出したい部分の横糸を換えて柄を作り上げる独特のもの。
熟練の職人さんでも一枚のサリー(約 6メートル)を織り上げるのには1週間ほどかかるのだとか。
織り上がった生地は洗いにかけて外で干されるのですが、風にはためくジャムダニの生地、とても柔らかく艶があり美しい仕上がりに。

すでに出来上がった生地に施していく「刺繍」と似ているようで異なり、
生地を織りながら緯糸を切り替えて絵柄を織り出していくため、より緻密で熟練の技術を要します。
極細番手の糸を使って織り上げた生地は透き通るように繊細で柔らか。優しく心地良い肌触りを味わえます。

また職人が一目一目計算しながら施す織り柄はたいへん美しく、それでいてどこか愛嬌も漂う独特の魅力も。
真っさらな白地に色とりどりの模様が目を惹きますね!

今回はホワイトの他にピンク、ブルー、イエローのカラーでご用意。
一枚一枚の絵柄はもちろんのこと、生地の色合いもそれぞれ個性豊かに。

光を通した時の繊細な表情もジャムダニ織りならでは。
風になびく様子がとても涼しげで暑い夏にもぴったりです!

洋服や小物を製作したり、窓辺や壁面、家具に掛けてインテリアファブリックとしても。
ぜひ自分だけの楽しみ方を見つけてみてください!

ジャムダニ ファブリック ラインナップはこちら

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