伝統の技を一枚に
今シーズンよりお取り扱いがスタートしたインドの刺し子刺繍布『カンタキルト』。
本日ご紹介のカンタキルトは、これまでのものとはまた一味違った ”ブロックプリント” というシリーズ。
インドの伝統技法で製作されたキルトは、趣きがあり手仕事の温かみを存分に楽しめます。
伝統の技を一枚に
今シーズンよりお取り扱いがスタートしたインドの刺し子刺繍布『カンタキルト』。
本日ご紹介のカンタキルトは、これまでのものとはまた一味違った ”ブロックプリント” というシリーズ。
インドの伝統技法で製作されたキルトは、趣きがあり手仕事の温かみを存分に楽しめます。
まずは ”ブロックプリント” のご説明を。
ブロックプリントとは、手彫りの木版を使って、生地にスタンプの様に絵柄を押していくインドの伝統技法。
その歴史は非常に古く、なんと起源前後にまで遡るのだとか。
ブロックプリントの製作は、木版作りから始まります。
型紙に起こした絵柄をカットした木の板に転写し、絵柄を元に太い針のような道具を上から叩いて
少しずつ彫り進めていきます。
出来上がった木版に染料を付け、数メートルから数十メートルに渡って広げた布に一押し一押し絵柄を乗せていきます。
複数の色を使う場合は、一色押して乾かし、また次の色を押して乾かすという工程を繰り返すため、
膨大な時間と手間のかかる作業なのですが、インドの熟練の職人さんはこの作業をテンポよく、
いともたやすく仕上げていくのだそう。
そうして出来上がった生地は目を見張るほど美しく、まるで一枚の大きな絵画のよう。
もちろん全て手作業なので、にじみやかすれ、継ぎ目のずれなども見られるのですが、
それがまた一層魅力となって、他では決して味わえない風合いに。
ブロックプリントを施した生地だけでも十分に美しいのですが、さらにそこへ手刺繍をあしらい、
『カンタキルト』に仕上げています。
完成までの時間を想像しただけでも気が遠くなってしまいそうですが、
その分どれも特別な一枚になっているのではないでしょうか。
古布を使用しているので、くったりと柔らかく、扱いやすいのも嬉しいポイント。
ベッドスプレッドやテーブルクロス、ラグとして。
インドの長い歴史の中で脈々と受け継がれてきた伝統の技、手仕事の温もりをぜひ実感してみてください。
〒107-0062 東京都港区南青山7-9-1 / TEL:03-5466-6656
OPEN HOURS:12:00~18:00
REGULAR HOLIDAY:火曜日
*東京メトロ表参道駅より骨董通り経由徒歩15分
*渋谷駅から都営バス/新橋行バス乗車(六本木経由)南青山7丁目下車徒歩2分、地下道を渡ったビルの裏手